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Rikako Ikeda コラム No.13

ホテルの優雅な朝食

ホテルで迎える朝、爽やかな目覚めの後の楽しみはホテルで頂く朝食ではないでしょうか。ホテルの朝食はその日の気分を左右する大切な時間。いつもの「朝食を摂る」という日常が、ホテルではまるで魔法にかかった様に非日常になるから不思議です。代表的なのは、


コンチネンタル・ブレックファスト:基本的に温かい食べ物がないセットメニュー。ヨーロッパでは夕食の時間が比較的遅めなので、ヨーロッパ大陸(コンチネンタル)ではシンプルな朝食を食べる為こう呼ばれています。パン(トーストでなく、ロールパンやクロワッサンの場合が多い)にコーヒーか紅茶、オレンジジュース(又はグレープフルーツジュース)が付く簡単な朝食です。


アメリカン・ブレックファスト:コンチネンタル・ブレックファストに、温かい卵料理やベーコンまたはソーセージなどの肉料理が加わるのが一般的。又、パンはトーストの他、パンケーキやワッフル、フレンチトーストなどからチョイスもできます 。


ビュッフェ:その国やホテルによって様々なメニューが楽しめるのが魅力です。卵料理をオーダーして、その場でシェフが自分好みに調理してもらえるホテルもあります。その代表が卵料理。


ゆで卵(boiled-egg)には半熟卵soft-boiled egg、固ゆで卵hard-boiled eggがあります。


目玉焼き(fried-egg)には、片面だけ焼いたsunny-side-up、 両面を焼いたturn overの2種類。


半熟はover-easy、両面焼きで黄身が少々固いover-medium、両面を固く焼いたover-hardと好みによって調理されます。他にはオムレツ(omelet)、スクランブル・エッグ(scrambled-egg)。


ポーチドエッグ(porched-egg)は、白身が固く、黄身が半熟のもの。マフィンの上に載せ、サーモンやベーコンなどを載せて、オランデーズソースをかける『エッグベネクト』としてアメリカ、特にニューヨークでは人気の料理です。その他シリアルやグラノーラも世界共通です。自分好みの卵料理を調理してもらえるなんて、贅沢なことですね。


イングリッシュ・ブレックファストのパンは主にトーストにマーマレード。大豆をトマトで煮たベイクドビーンズ、ブラック・プディング(臓物、血、穀類などが入ったソーセージ)、スモークサーモン、ニシンの燻製キッパー、タラの燻製ハドックそしてイギリス版おかゆのオーツ麦のポリッジは、はちみつ等を掛けて頂きます。フランスの朝食プティ・デジュネは、クロワッサン、パンオショコラやバゲットを半分にスライスし、バターとコンフィチュールを塗るタルティーヌとカフェオレ、オレンジジュースが定番です。もちろん日本の朝食も素晴らしいですね。


リゾート地では朝食にシャンパーニュが提供されることもあります。優雅な朝の始まりです。一方ビジネスミーティングを兼ねたパワー・ブレックファストはまさにホテルならではの光景です。朝食にはその人それぞれの好みや習慣がはっきり反映されます。ホテルでは、リピーターのお客さまの好みに合わせて朝食を用意できる様しっかり嗜好を把握する努力は欠かせません。朝食のオーダーを正確に取り、そして調理し提供すること、単純な様で実はきめ細やかさが求められます。それ故、ホテルでの朝食は特別なのでしょう。

オリジナルブレンド焙煎豆コーヒー:ブラジル、コロンビア、エチオピア

オリジナルブレンド焙煎豆コーヒー:ブラジル、コロンビア、エチオピア

朝食に欠かせないもの、それは挽きたてのコーヒーでしょう。朝の目覚めにぜひ頂きたいコーヒーです。
豊かなアロマの香りが素晴らしく、お湯を注ぐと部屋中にその香りが立ち込めます。ほどよい苦味とコク、濃厚でありながらもほのかに甘く、後味がすっきり切れていきます。絶妙なブレンドは「オフランス」ならではと思います。Hoteluluホテルルサイトでしか味わえないこのブレンドコーヒー。普段の朝食を優雅にしてくれます。