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Rikako Ikeda コラム No.24

素敵なお客さまとのエピソード①

お客さまとのエピソード、それが素晴らしいものだからこそ、敢えて皆さまにご紹介していきたいと思い、このテーマを選びました。

1回目は、King of Diamond-ダイヤモンド王の堅実さと自然を愛する心がわかるエピソードです。誰もが知るあの魅惑の謎めいたダイヤモンドで有名なハリー・ウィンストンで知られるウィンストン氏のお話から。

伝説の宝石「ホープダイヤモンド」が、アメリカ、ニューヨークの宝石の伝道師たるハリー・ウィンストンからワシントン,D.C.のスミソニアン国立自然博物館に寄贈された話は有名です。数奇な運命を経て、最後の個人所有者が、ハリー・ウィンストン氏でした。私が勤めていたホテル西洋銀座には、当時この“ハリー・ウィンストン”の日本唯一のブティックがありました。(現在は、銀座1丁目8-14=銀座通りに移転しています。)そのハリーの息子、ロナルド・ウィンストン氏は、ハーバード大学卒、先代ハリー・ウィンストン氏の跡を継ぎ1978年会長になりました。 偉大なるジュエラーの伝統は、ロナルドへ引き継がれたのです。1988年12月、ホテル西洋銀座内に日本で初めてのサロンを開設。ホテル西洋銀座は、まさにロナルド・ウィンストン氏にとって“Home away from home-もう一つの我が家”であったことでしょう。さて、お客さまに何か依頼された場合、その確認や答えを記したり、車の運転手への指示書などあらゆる場面で「メモ」をお渡しする機会がコンシェルジュには多くあります。

ホテル西洋銀座では、お客さまへお渡しするメモは、アメリカのクレイン社製の透かしの模様の入ったアイボリーカラーのものを使用していました。その紙はなめらかで、書き始めると自分の字が何か特別な字に見えてしまうようでした。まるでマジック!と呼びたくなるような美しい紙です。ウィンストン氏は、一度このメモをコンシェルジュから何かのリクエストをされた際受け取ると、そのメモを滞在中、記入する場所がもうない!というまで大切に使われる方でした。ウィンストン氏に何か依頼され、新しいメモに記入しようとすると、「ちょっと待って!自分のメモがあるからそれに書いて!」とポケットからかつて別な要件が書かれたメモをお出しになります。「こんな美しい紙は大切に使わないとだめだよ」というのがウィンストン氏の口癖でした。

物を大切にする、そしてそれは自分たちの住む地球を大切の繋がるということを多いに教えられました。又ウィンストン氏は、自然をとりわけ慈しみ日本の生け花を心より愛する方でした。日本は、ウィンストン氏にとってアメリカと違い、ご自身が大手を振って一人で散歩できる数少ない安全な街の一つです。(アメリカはもとより、他の欧米諸国では、誘拐や犯罪に巻き込まれることを恐れて、一人で歩くことはほとんどないのだそうです。)自分で銀座通りの和花専門のお花屋さんから気に入った花を購入され、ホテルに戻られるとホテルから貸出する花器の中から、今日のお花に合うイメージのものを選ばれ花を生けること、そして滞在中、その花を愛でることを大変楽しんでいらっしゃいました。当時は花辞典をいつも携帯して来日され、花の名前を確認されたり、日本名で花の名前を覚えたいとおっしゃり、教えて差し上げたことも何度もありました。

ダイヤモンドも自然の産物、ウィンストン氏の自然に対する敬意というものは計り知れないものがあり、それを強く私も感じました。ホテル西洋銀座を離れ、パークハイアット東京で勤務している際、久しぶりにウィンストン氏と再会。お声を掛けましたところ、とても驚きの表情で私も見つめていました。なぜなら先ほど誘拐や事件を恐れて・・・と書きましたが、ウィンストン氏の様な立場のお客さまは決してメディアにご自身の顔を公表しない為、よほど近い方以外はそのお顔と名前を一致できる人は数限られているからです。ロナルド・ウィンストン氏ご本人も、セキュリティー上の理由から写真は一切公表しません。本やメディアでは、いつも宝石鑑定用ルーペを覗く姿、又顔のほとんど見えないプロフィールの写真です。ですから、私になぜ、自分がロナルド・ウィンストンだとわかったのかぜひ聞かせてもらいたいとおっしゃったのです。私はこう答えました。

既に年月が経ちましたが、私はかつてホテル西洋銀座でウィンストン氏にお仕えしていたコンシェルジュでした。その節は本当にありがとうございました。そして又こうして再会でき光栄です。その時の優しい笑顔は今でも忘れることが出来ません。日本文化をこよなく愛するウィンストン氏のニューヨークの自宅には、日本庭園と茶室がしつらえてあるのだそうです。ハリー・ウィンストンの宝石という地球が生み出した最高に美しい産物、それは、今なお、彼が築き上げた伝説と共に後の代まで受け継がれています。その中核が、ロナルド・ウィンストン氏の自然を敬う心にあるのではないかと思うのです。

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